アスピリンを毎日飲むと大腸癌が減るというレポートがランセットにでました。27日のブログでの紹介は、ちょっと間違っていました。匿名さんが指摘してくれましたので、私のブログを訂正して、匿名さんの正確な日本語訳を、載せさせていただきます。28日訂正。
バックグラウンド
一日あたり500ミリグラムを超えるアスピリンの大量服用が大腸ー直腸癌の長期にわたる発生頻度を減少させることがわかっているが、その制癌作用はその内服を続けていないと効果がない可能性が示唆されている。(75—300 mg daily)の低用量のアスピリン内服を長期間続けた場合の効果については知られていない。我々はアスピリン服用の量、期間が大腸ー直腸癌といかに関係するか、そして大腸癌の発生部位といかに関係するかについて調査した。
解釈
少なくとも一日あたり75ミリグラムのアスピリンを数年間飲み続けることで、大腸ー直腸癌の発生頻度を長期間抑えることができ、死亡率を減らせることが明らかになった。そういう内服の仕方をすることでもっとも効果があったのは近位の大腸で、この部位は大腸ファイバーがあまり得意としない深い部位である(よって遠位の大腸や直腸より癌がみつけにくいので、この部分の癌を防げるなら効果が高い)。
4 件のコメント:
いつも楽しくためになるエントリー、ありがとうございます。毎日わくわくしながら拝見いたしております。
リンク先のランセットのサマリー、みさせていただきました。貴重な論文をご紹介いただきありがとうございます。
ところで、リンク先の原文読みましたところ、院長様がお書きになられている内容とかなり違うように見受けました。私の解釈が間違っているのでしょうか?
私の解釈を以下に記します。
表題
長期間、アスピリンを飲むことが大腸ー直腸癌の発生頻度と死亡率に効果があるかどうか:5つの大規模くじ引き試験で20年間フォローした結果について
バックグラウンド
一日あたり500ミリグラムを超えるアスピリンの大量服用が大腸ー直腸癌の長期にわたる発生頻度を減少させることがわかっているが、その制癌作用はその内服を続けていないと効果がない可能性が示唆されている。(75—300 mg daily)の低用量のアスピリン内服を長期間続けた場合の効果については知られていない。我々はアスピリン服用の量、期間が大腸ー直腸癌といかに関係するか、そして大腸癌の発生部位といかに関係するかについて調査した。
解釈
少なくとも一日あたり75ミリグラムのアスピリンを数年間飲み続けることで、大腸ー直腸癌の発生頻度を長期間抑えることができ、死亡率を減らせることが明らかになった。そういう内服の仕方をすることでもっとも効果があったのは近位の大腸で、この部位は大腸ファイバーがあまり得意としない深い部位である(よって遠位の大腸や直腸より癌がみつけにくいので、この部分の癌を防げるなら効果が高い)。
院長様のご見解もお示しいただければ幸いです。
匿名さんありがとうございます。匿名さんが正確な日本語訳をしてくました。ちょっと、これを紹介した日本語のサイトがちょっと変だったようです。敬意を表して、書き換えさせてもらいました。
いつも楽しく読ませていただいています。
勉強になる情報有難うございます。
ところで何でアスピリンがいいのか?疑問です。他の文献でCOX‐Ⅱの受容体を阻害することが良いと書いてありました。この解釈でよいのでしょうか?
あまりに専門的すぎてわかりません。HIDEさん、調べておしえてくださいね。ブログもにぎやかになってうれしいです。皆さんも一緒に創ってください。
コメントを投稿