2011年1月29日土曜日

オーダーメード医療

今日は、横浜で徳洲会病院の院長、看護部長、事務長が集まってセミナーがありました。新しい医療の話を聞くことができました。今日の一番の興味は癌の免疫療法です。癌をやっつけるCD8を作り出すリンパ球を増やすために、癌から出ている特殊なペプチド(アミノ酸がいくつかつらなたもの)を創り、これをワクチンとして投与すると、これに対する抗体をつくるリンパ球が増えて癌をやっつけるCD8をたくさん作るようになるようです(一回聞いただけなので正確ではないかもしれません)。とにかく、それで癌の患者さんの生存率が伸びるようです。免疫療法の良いところは、副作用がほとんどないようです。全員が効くという訳ではないようなのですが、統計学的には、生存率の向上が望めるようです。
そのほかに、病気になりやすい遺伝子がわかってきたようです。肺腺癌ができやすい遺伝子がわかっているので、肺がん検診もそういう人を優先的にやって早く見つけるというのがいいのでしょう。こういった、オーダーメード医療がすぐそこまで来ているようです。そのための基礎的なデータは、徳洲会も参加して、30万症例のデータを蓄積しています。今まで、今もですが、そういうことに気づいてきちんとお金を出して研究させなければいけないのです。それは、政府のやる仕事なのかも知れません。

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