2012年11月29日木曜日

医療費の削減を考えて


65歳以上の1日当たりの外来患者が2011年は332万9900人と推計され、前回08年調査から約25万人増えたことが27日、厚生労働省の患者調査で分かった。統計が現在の形になった1984年以降で最多。65歳以上の1日当たり入院患者は91万4900人で、前回からやや減少した。と、ありました。入院が減ったのは、病院がDPCと言って 入院一日あたりの定額制になったからでしょう。この定額制では、長く入院すると入院の定額の部分が減るので、病院の持ち出しになるわけです。手術をする場合、検査は全部外来でやって、入院したらすぐに手術してすぐに退院させる方が、病院としては儲かります。外来が増えたのは、いろいろな要因がありますが、やはり高齢者人口が増えたのでしょう。いままでは、単に年のせいとしていた認知症で病院にかかるようになったからかもしれません。医療費全体としては、入院が減ると医療費は減る方向になると思います。厚生労働省は、入院を減らすことによって、医療費の削減を考えているのです。

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