2010年11月12日金曜日

核医学

今日は、核医学会という学会に大宮まで行ってきました。PETCTで癌の診断をしますが、これが核医学です。Nuclear Medicineを日本語にしたので、こういう言葉になっています。物質は原子でできていますが、この原子を不安定にさせると放射線をだすようになります。この放射線を体外からカメラで撮影するのです。たとえば、PETCTでは、ブドウ糖の分子のなかにある水酸基(OH)を放射線をだすフッ素(F)におきかえたもの(FDGという)は、体の中でブドウ糖と同じように動くので、これを注射して、1時間後に写真をとると、ブドウ糖をたくさん利用している、臓器や癌にこのFDGが取り込まれているのがわかります。このような薬が、いろいろあり、これを利用して診断をする分野が核医学です。放射線をだすといっても、とても微量なので、健康には問題はありません。PETCTを利用した癌検診の話は、ゆうかり祭でもやりますので、是非、聴きにきてくださいね。
このFDGについて詳しく知りたい方は、以下を参照してください。
http://kotobank.jp/word/FDG

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