2010年11月22日月曜日

動脈硬化を進行させて

昨日、肥満の話を書きました。なぜ、肥満は悪いのでしょうか。十数年前までは、肥満だけなら問題はないと言われていました。脂肪が体についているだけだからということでした。ところが、脂肪細胞から、アディポネクチンというホルモンが分泌されて、動脈硬化を防いでいることがわかり、しかも、脂肪の量に反比例してこのアディポネクチンの分泌が減るというのです。つまり、肥満になると、アディポネクチンが減り、動脈硬化を進行させてしまうということですね。肥満を解消して行くとアディポネクチンも増えてゆくことがわかりました。だから、肥満は、動脈硬化の大敵です。体重は、適正にしなければならないのです。

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