外科医の約7割が、過去1~2年に当直明けにも手術に参加した経験があり、このうち約8割は手術の質が低下することがあると感じているとのアンケート結果を、日本外科学会(里見進(さとみ・すすむ)理事長)が29日、発表した。2007年に発表した同様の調査と比べ、当直明けの手術経験の割合も勤務時間もほとんど変化がなく、里見理事長は「外科医療は医師の頑張りで支えられているが、危機的な状況にある。待遇改善をしなければならない」と訴えた。と、ありました。当院の外科医も確かに当直あけでも手術をしなければならないこともあります。実は内科医も当直あけでそのまま内科外来を夕方近くまでというのもあります。多くの地方の病院は、そんな勤務をしているのではないでしょうか。でも、これのような勤務をやめると地域の救急医療が成り立たなくなります。これを解消するには、当直をする医師を増やさなければなりません。でも当直はきついから、やりたくはないはずです。では、どうするか。当直料をとても高くする、それによって、外科をしていたがやめて開業した医師を当直に呼び戻す、若い医師も当直をやりたがるようになる、というのはどうでしょうか。すぐに出来るのは、このような対策だけですね。当直料は病院で決まるから簡単にあがる訳はないので、これを政策によって当直料を高くし、その分を公費で補助するというのはどうでしょうか?政治が現場の医療に疲れている医師を直視しないと、医療崩壊は更にすすむことになるでしょう。
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