2011年10月7日金曜日

良い在宅医療を病院をあげて

今日は、私の在宅医療の日。約20件を9時から15時までかかって診ました。車の運転が好きなので、運転は自分でやっています。在宅の患者さんは、病院に来れないからです。前にいた湘南鎌倉病院では、かなり多くの患者さんを在宅で診ていました。最高は1日40件。そのときには朝の8時過ぎから夜の8時近くまでかかってしまいました。冬の雪の日にもチェーンを巻いて行ったこともありました。昼の休憩は、ファミリーレストランで1時間ほど、このときに看護師さんが交代しました。在宅での人工呼吸器をはじめたのは、日本では、我々が初めてではないかと思います。そのような患者さんが、最高7人までいました。でも、もちろん在宅医療というのは一人でできる訳ではなくて、いつでも往診に行ける医師が常に一人確保出来ていて、外科皮膚科眼科などの先生も協力してくれて、看護師さん、臨床工学士も協力的でないとできません。湘南鎌倉病院時代には、数年かけて、このような連携ができるようになり、良い在宅医療になっていったと、思います。静岡徳洲会病院では、まだまだですが、在宅で何でも診れるように、徐々に体制を整えて、よい在宅医療を病院をあげて創ってゆきたいと思います。

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