2011年10月28日金曜日

認知症の早期発見が

今日は核医学会総会に出席してきました。核医学という分野は、あまり聞き慣れないかもしれません。ごく微量の放射線を出す薬剤を注射して、病気を診断する分野です。PETもその中に入ります。今日特に聞きたかったのは、認知症の画像診断の部分でした。認知症は、神経細胞の中にアミロイドという物質が蓄積して起こって来るのではないかと言われています(アミロイド仮説)。このアミロイドは、認知症になる前から溜まり始める訳ですから、このアミロイドを検出すれば、認知症の早期発見ができるというものです。実際にアミロイドを画像としてあらわすのは、10年くらい前からできてはいましたが、健康保険の適応になるわけではなく、しかも早期に見つかってもよい治療薬がある訳ではないので、あまり、積極的にこの診断をしている病院は少ないように思います。でも最近は、画像診断が普及し始め、治療薬も出始めたことから、認知症の診断、治療も積極的に進めようとする先生が増えてきているように思います。静岡徳洲会病院でも、この画像診断ができるようにしたいと考えています。

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