無過失補償制度
肺がん治療薬「イレッサ」をめぐり、死亡した患者3人の遺族計4人が国と輸入販売元の製薬会社に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁の裁判長は15日、国と製薬会社の責任を認めた一審東京地裁判決を取り消し、請求を棄却した。副作用の記載について「添付文書に欠陥はなかった」と判断して国と製薬会社の責任を否定、原告の逆転敗訴となった。と、ありました。気持ちの上では、患者さんの遺族を救ってあげたいと思います。薬の副作用は、使用する患者さんが増えるにつれて増えてゆきます。新しい薬は、まだわかっていない副作用があると考えながら使用する必要があります。今回の事例は、副作用がわかってきた時点で、国や製薬会社はやるべきことをやっていたという裁判所の判断ですから、少なくとも意図的には、だれも悪いことをしていないということなのでしょう。それでも、予期しない悪いことが起こった場合には、無過失補償制度があれば、患者さんや家族が多少は救われるのではないかと思います。日本でも早くその制度を作るべきだと考えています。
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