2011年11月29日火曜日

臨床医になる為の教育を徹底的に行う場所

新潟県知事は28日、県立病院勤務医の過重労働や深刻な医師不足に悩む本県の現状を踏まえ、医学部の新設に取り組む考えを示した。と、ありました。医学部の定員を増やすと医療費が増えると言っている人もあるようですが、それは誤りでしょう。今の医者、特に勤務医の過重労働は、ちょっとくらい医師が増えても、楽には決してならないと思います。特に、救急部門は、とても大変です。いくつかの大学が既に医学部定員を増やしているようです。新潟大学医学部も既に増やしているようですが、新潟県は更に医師が不足しているということでしょう。もうひとつの問題は、医学部が研究の場であることは確かですが、医学部を卒業して、ほとんどの医師は、臨床医になるのです。臨床医になる為のトレーニングはとても大変ですから、臨床医になる為の教育を徹底的に行う場所の整備も必要です。

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