成長期のマウスにストレスを与えると、脳の活動を調節する遺伝子の働きが低下し、認知力の低下などにつながるとする、うつ病発症のメカニズムを名古屋市の大学など研究グループが発表し、新たな治療薬の開発に役立つとしています。と、ありました。今まではセロトニン系の異常が言われていたのですが、今回はドパミン系の異常を指摘しているようです。今まで考えられていたのと別のメカニズムなのかどうかは、このニュースではわかりません。でも、メカニズムがわかれば、治療薬の開発は難しくなさそうに思います。うつ病は、年々増えていると言われています。様々なストレスから発症することが多く、現代社会の中での多くのストレスが存在する中で、増えて来ているのでしょう。うつ病を診るのは本来は精神科の先生なのですが、今はとても多いので内科医も診ることが多くなって来ていますし、精神科医からも軽いうつ病は内科医や総合医に診てほしいという要請があります。うつ病もどの医者も診なければならない時勢にあるように思います。
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