2013年1月23日水曜日

膵臓癌だけはまだまだ


膵臓癌の手術後、これまで使われてきた点滴抗がん剤ゲムシタビンを投与すると2年後の生存率が53%だったのに対し、経口抗がん剤S−1を使うと同70%と大幅に向上したと発表された。と、ありました。癌の治療が良いかどうかは、通常5年生存率で評価されるのですが、膵臓がんだけは2年生存率で評価されています。膵臓癌は、とても予後の悪い癌で、転移がなく手術出来るのはまだいい方で、見つかったときに既に転移があって手術ができない状態のことも多いです。その場合は抗癌剤治療になりますが、もしかしたら、この経口薬も効くかもしれません(きっと治験をしていることでしょう)。それでだめなときには、膵臓癌では、がんワクチンがあります。これも成績は良さそうですが、まだ実際に使える段階にはきていません。完全に治る癌や生存率が伸びた癌が多い中で、膵臓癌だけはまだまだの感じがあります。

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