2014年4月11日金曜日

タミフルを服用しても効果は限定的

英医学誌BMJと世界の臨床試験を検証する国際チーム「コクラン」は1、抗インフルエンザ薬タミフルを服用しても効果は限定的として、服用基準の見直しを世界各国の政府機関に求める声明を出した。英オックスフォード大のグループが、タミフルを製造するロシュ社(スイス)から臨床試験の未公開データを入手して分析した。グループによると、タミフルをのんだグループは、のんでいないグループに比べ、感染して発熱などの症状がおさまるまでの期間が成人では0・7日短くなった。しかし、未成年者の場合は有意な差がみられなかった。また、成人、未成年者にかかわらず、感染者が肺炎など重症な合併症を引き起こすのを減らす効果も確認できなかったという。と、ありました。インフルエンザの治療薬が、限定的であるとするならば、インフルエンザにかかっても病院に来るメリットはなくなります。インフルエンザは、10数年位前までは治療薬がなかったけれど、ほとんどん人が治っていたのですから、飲まなくてもいいかもしれません。インフルエンザ治療薬は他にもあり、他の有効性も検討してほしいですね。

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