2014年4月15日火曜日

温室効果ガスの削減策

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、温室効果ガスの削減策について研究成果をまとめた第3作業部会の報告書を公表した。産業革命前と比べた平均気温の上昇を環境の激変を避けるために必要とされる2度以内に抑えるには、世界全体の排出量を今世紀末にはほぼゼロにする必要性を指摘。ただ、排出量の少ないエネルギーへの転換など大きな変革を行えばまだ実現はできると望みをつないだ。報告書によると、世界の排出量はいまだ増加傾向にあり、2010年は最近10年で2割増の約500億トン。本格的な削減に取り組まないと今世紀末には、気温は3・7~4・8度上昇すると指摘した。気温上昇を2度以内に抑えるためには、世界の排出量を50年には10年比で40~70%削減し、2100年にはほぼゼロかマイナスにする必要があると指摘した。と、ありました。これは、かなり真剣に取り組まなければならないのに、世界の足並みが一致しません。日本も大震災の影響もあって、なかなか削減目標を達成できていないようです。

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