2014年10月7日火曜日

ベンゾジアゼピン(BZ)系薬剤の使用はアルツハイマー病(AD)リスクの上昇に関係

ベンゾジアゼピン(BZ)系薬剤の使用歴を有する高齢者におけるアルツハイマー病(AD)罹患リスクは、この薬剤の使用歴を持たない患者より43~51%高いこと、使用量が多く、服用期間が長いほどリスクが上昇することが、ケースコントロール研究の結果として示された。フランスINSERMのSophie Billioti de Gage氏らが、BMJ誌電子版に2014年9月9日に報告した。BZ系の薬剤は不安または不眠症の治療に主に用いられている。長期間使用すると使用中止を難しくする離脱症状が表れることから、国際的なガイドラインは短期的な処方を推奨している。にもかかわらず、不安や不眠症を訴える高齢者が多い先進国では、長期間の処方がよく見られる。BZ系薬剤の使用はADリスクの上昇に関係していた。最も強力な関係は、長期使用者に見られたことから、BZ系薬剤がAD発症に直接影響を及ぼす可能性が考えられた。原題は「Benzodiazepine use and risk of Alzheimer’s disease: case-control study」、全文は、BMJ誌のWebサイトで閲覧できる。と、ありました。不眠症に使う薬の多くはこのベンゾジアゼピン系です。不眠は、それ自体とても本任意とってはつらい物かもしれませんが、将来アルツハイマー病になる可能性が高いことがわかれば、やはり、使うのはどうしても、明日に差し支えるようなときのみに限るということでしょう。

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