これまでにadiposity rebound(AR)の発症時期が早いことが,小児期・成人期における肥満の一因となることを明らかにした。今回,3歳児健診で肥満のハイリスクと判定された児を対象に介入を行い,5歳時まで経過を観察した結果から,介入によりBMIの有意な改善が認められ,3歳児健診での介入が有用であることを報告した。
ARとは,乳児期に上昇したBMIがいったん減少した後に増加に転じる現象で,一般に5~6歳時に起こる。市川氏らは,早期ARの簡便な代替指標として,「3歳時のBMIが1歳6カ月時のBMIに比べ上昇していること」と提唱している(図)。
歳児健診全受診者544人中34人が「肥満ハイリスク児」と判定され,そのうち21人に紹介状を発行,6割に当たる13人が受診した。受診後,11人中10人で肥満度,BMIが改善し,中には3歳児健診で肥満ハイリスクと指摘を受けたことで,初診時既にBMI が改善傾向を示した児も存在した。5歳時の平均肥満度は18.1%→12.0%,平均BMIは18.2→17.2と,3歳児健診時に比べ有意に改善した。一方,肥満ハイリスクと判定されたが受診しなかった児の多くは,5歳時のBMIがさらに上昇していた。
以上の結果から,同氏は「3歳児健診での肥満ハイリスク児に対する環境調整と継続受診が肥満改善につながり,3歳は介入時期として有効であると考えられた」と述べた。
と、ありました。3歳の時にすでに、肥満である場合は、きちんとした栄養や生活指導をするべきということです。そうなると、肥満は親が作るということになるのでしょう。
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