C型肝炎の治療におけるNS5Bポリメラーゼ阻害薬のソホスブビル(400mg)とNS5A阻害薬のvelpatasvir(100mg)の合剤(以下,SOF/VEL)の安全性および有効性が確認されたとする4件の第Ⅲ相臨床試験(ASTRAL-1~4)の結果がN Engl J Med(2015年11月16・17日オンライン版)で報告された。C型肝炎ウイルス(HCV)のゲノタイプ(GT,1~6型)を問わず,SOF/VEL 12週間投与の終了から12週間後に感染者の95~100%がウイルス学的著効(SVR)を達成。有害事象の発生率も低かった。現在C型肝炎治療では治療前にゲノタイプを特定し,進行度も判定する必要があるが,SOF/VELは1日1回の経口薬で服薬しやすいだけでなく,全ゲノタイプに有効であることから,今後のC型肝炎治療の流れが変わる可能性がある。このASTRAL-1試験(2015年11月16日オンライン版)は,GT1,2,4,5,6型のHCV感染者を対象とした二重盲検プラセボ対照試験。SOF/VEL 12週間投与群(624例)のSVR率は99%で,重篤な有害事象の発生率は2%であった。
と、ありました。肝炎の治療は、副作用のあるインターフェロンを使っていましたが、最近はインターフェロンを使わない飲み薬だけで行う治療に変わってきています。今回はこの合剤で、一日に一回飲めば治るという画期的な薬のようです。問題は、薬だが高いのではないかと思います。現在、肝炎の多くの場合が、公費負担で治療ができるようになっていますが、この治療薬も早くに公費負担でできるようにならなければ、意味がありません。
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