2016年1月11日月曜日

沈みゆく大国アメリカ

アメリカは、医療保険が民間のものだけで、日本の皆保険とは全く違うシステムでした。それを、オバマ大統領が、皆保険としたと報道されて、よくアメリカでそうなったなと思っていましたが、それは全く違うものだと、沈みゆく大国アメリカという本でわかりました。同じ皆保険でも、日本のは憲法で守られた生存権に基づく社会保障なのですが、アメリカの会保険はあくまでもビジネスで命が商品のように扱われているということです。しかも、その方式(民営化)を日本に医療市場の開放として圧力をかけているようなのです。日本のこの安心して医療にかかれる皆保険制度は、アメリカの圧力から守らなければなりません。TTPの合意の中に医療市場の開放が含まれていたら大変なことになるでしょう。

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