2015年11月4日水曜日

低脂肪食による長期的な減量効果は,同強度で脂肪を抑制しない食事介入と比べて低い

米・Brigham and Women's HospitalおよびHarvard Medical SchoolのDeirdre Tobias氏らは,ランダム化比較試験(RCT)のデータ6万8,000人超のメタ解析の結果,低脂肪食による長期的な減量効果は,同強度で脂肪を抑制しない食事介入(低炭水化物食や地中海食)と比べて低いことが示されたとLancet Diabetes Endocrinol2015年10月30日オンライン版)で報告した。脂肪摂取制限に関する現行の食事勧奨の背景には,脂肪は重量当たりのエネルギー含有量が炭水化物や蛋白質の2倍以上であるため,脂肪摂取を減らせば,自然と体重減少につながるだろうという考え方がある。しかし,今回の堅牢なエビデンスは明白に逆の結果を示している」。体重減少を評価項目とした試験では,低炭水化物食で低脂肪食と比べ体重減少量が有意に多かった。脂肪摂取を制限しない他の食事介入法と低脂肪食との比較では,両者の間に体重変化に関する差は認められず,低脂肪食で体重減少量が大きかったのは,通常食と比較した場合のみであった
と、ありました。これは、体重減少には、脂肪を制限しなくていいということではなくて、脂肪より、炭水化物を減らす方が効果的ということになるのでしょう。もちろん何もしない普通食よりは、脂肪制限をする方がいいのです。

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